放課後のハイスト
「歴史つまらない、なんで覚えるの??」と子供に聞かれたら 歴史カードゲーム

「歴史つまらない、なんで覚えるの??」と子供に聞かれたら 歴史カードゲーム

投稿日: 2024年12月05日
最終更新日: 2024年12月12日
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「なぜこの国は、暗記、詰め込み、前ならえをいつまでも続けるのか?」


皆さん、こんにちは。そして、初めまして。

私は「この国の暗記教育に終止符を打ちたいと思い、大学1年生の頃から活動をし続けてきた者です」
正確には「もっと楽しく、もっと自然に、当たり前のように友達と知育玩具で遊ぶ世界を作る」こんな世界を創造したくて活動を続けてきました。


皆さんは、「勉強」中でも「社会科」にどんなイメージがありますか?

  • 「辛い」
  • 「暗記」
  • 「めんどくさい」
  • 子供の頃勉強してて何の役に立つのかわからない

こんなイメージがあったのではないでしょうか?幸いにも私は歴史が好きだったので、自分から学んでいましたが、私の周りの多くの生徒(友人)は、「こんな意味のない文字列と年号暗記したところで何も意味ないし、どうせ忘れるし」とばかり言っていました。
これはきっとおそらく、今画面の前でこの記事を読まれているあなたも、子育て真っ最中のあなたも、毎日が仕事で忙しいあなたも同じだったと思います。

だけど、今画面の前でこの記事を読んでいるあなたは、大人になってからふと思ったり、自分の子供には次の言葉をかけているのではないでしょうか?

  • 「もう…ゲームばっかりで、ちゃんと勉強しないと将来大変になるんだよ!」
  • 「お父さんもなぁ、ゲーム好きだったけどちゃんと勉強しないとダメだぞ!」
  • 「あぁ、俺意外と教養ないな…。今日の飲み会、上司との会話全然ついてけなかった。ま、仕方ないか」

私が普段通っている美容室のお兄さんも、こんなことを言っていました。
「普段の会話で別に歴史のことずっと話してるわけじゃないけど、ある時お客さんに諸葛亮孔明の話で比喩を出されて…、色々話されたんだけど、俺は全然わからなくて…。」

そうなんです。

子供の頃はあんなにも「社会科」なんて何の意味もない。俺は国家の要職につかないし、俺は一流の経営者と話すこともないから関係ない。と思っていたのに、大人になってみると社会科の内容というのはかなり利用できることがわかってきます。

ただ、それを皆さんが「自分の子供に伝えたり、一緒になって楽しんで覚えようぜ!」とするのはそう容易いことではありませんし、時間がかかります。

結果的に、今のこの国では「暗記をどれだけ頑張れるか」「前ならえをピシッとできて、言われた通りにできる子が優秀」「詰め込みに耐える根性が大事」という考え方がまだ残っているような気がします。(最近は少しずつ変わってきているようにも思えます)

だから今日、僕は皆さんに「最高のプレゼント」を用意しているつもりです

子供達が

・「だから勉強ってするのか」
・「勉強しようかな…」

となる理由を、大学生として起業家として皆さんに提供したいと思っています。

「なぜ社会科を勉強するのか?」大学生起業家が考える理由とは?

自己紹介(名乗り忘れていました)

私は法政大学3年生であり、そして株式会社Highsto(ハイスト)という会社の代表取締役CEOをしております。
渡辺拓磨と申します。
私は「社会科」が大好きでして、とりわけ小学生の頃は「歴史」が大好きでした。小6の頃は、歴史から政治に興味を持ち、ニュースや新聞を見て、時事問題に食い入っていました。
私が「起業家」を志した理由も、「歴史漫画」がスタートとも言えます。私は小6で起業家を志し、それから高校では理系の学校に進学しエンジニアとしての道も模索し、「脳波制御のロボットハンド」などについて研究を行っておりました。
今では紆余曲折ありましたが、小6の頃の「起業家」という夢に片足をなんとか突っ込めている状態の男です。

本題に入りましょう。なぜ、社会科を勉強するのか?

さて、ここで本題に戻りますが私が考える社会科を勉強している意味というのはこれです。

「子供の頃には体感できなかったけど、大人になってから体感したこと」

というのが一番のポイントになるのではないでしょうか?

その点を踏まえて考えると、次のポイントが「社会科を勉強する意味」 になってくるのでは?と私は考えています。

  • 大人になって経営者、上司など比較的に「教養のある」方々と対面、商談する時
  • 自分自身の選択や生き方に迷いが生じたり、どうしたいのか?わからなくなった時
  • ざっくりプロジェクトを任されたけど、「成功の定義」も「正解を導き出す方法」も何もわからない時

つまり「正解のない答え」を出さなきゃ行けなくなった時、初めて社会科を学んできた力が役に立つと私は考えています

どういうことなのか?
皆さんも大人になって思ったことがあると思うのですが、「いやこの問題の正解ってなんだよ…」っていう瞬間ありませんか??

例えば、

  • 就職活動をする時、会社で新規事業を起こす時、プロジェクトを任された時、家を購入する時、資産形成の時etc...

こういうケースって大人になると、わりかし多くの大人の人が直面することになると思うのですが、こういう問題というのは、大体「正解がない」ことが多いです。

というか20代を超えて直面する課題や問題というのは、「自分で正解を見つける」「1+1=2のように明確な答えが予め決まっているわけではない」ということが、ほとんどです。

そして、このような課題に直面した時に役立つ力や調べていることは、「すべて社会科の学習内容」に直結していることが多いです。
皆さんも「社会科も勉強した方が良いぞ」と子供に言う時に思い浮かべるシーンってこういう瞬間なんじゃないかと思っています。

  • 人の心を動かす言葉はどんな言葉だったのか?
  • 過去に優秀な人が時代の英雄についていった理由は何だったのか?
  • 偉人が成功した理由はその当時の時代背景に関係があったのか?

これから皆さんが直面する課題も、歴史を振り返れば既に誰かが対面していることが多いです

だからこそ、自分の知識、経験だけで判断するだけではなく、「いわゆる歴史の奥行き」を使って課題を乗り越えていくことが、これから先の時代を生きていく次の世代に求められている力なのではないでしょうか?

正解のない時代を生き延びる

だからこそ、子供達に「なぜ歴史を学ぶのか?」と聞かれた時には、「前後関係を学ぶこと」「過去の事実を学ぶことの大切さ」 を第一に伝えています。
今の子達はインターネットの普及によって、幅広い層の情報を日常的に取得しています。
だからこそ、世界レベルでこれから挑戦していく次の世代には、現代という横のつながりだけではなくて、歴史という奥行きを楽しく学んでもらえたらと思っています。

とはいえ、どうやって子供に歴史の意義を伝えようか…

上記のようにいうものの、なかなか子供達に対して、「将来、世界レベルで働いていくんだから、歴史を勉強した方が良いわよ!」と伝えても、「1+1=2」という決まりきった世界にしか生きていない子供達にとって、「正解がない」ってなんや…?という感じ…。

子供達に一生懸命に伝えようとしても、中々伝えるのは難しい。

だからこそ、「意義」からではなく「楽しい」から始まる学びを作りたい

そこで、大学の同期と共に開発したのが、「歴史カードゲームHi!story(ハイスト)」です。

この歴史カードゲームを使うと…

  • 「ポケモンカードしか興味ないよ!歴史なんて好きじゃないし〜」と言っていた小学4年生の男の子が…

「俺はハイストやってから、朝読書に関ヶ原の本読んでるんだぜ!歴史めっちゃハマってるよ!」

というようになりました。
実際に遊んでいる子供達の様子はこんな感じです!

【子供達に愛されて、勉強にもなる理由】

①本当に遊ぶだけで学べる(カードの効果が史実に)

親御さんや先生方は、知育玩具に対してこんなイメージがあるのではないでしょうか?

  • 「買い与えても結局3日でやらなくなっちゃうのよね〜」

僕もそうでした。両親に買ってもらったり、進研ゼミでもらった付録は「遊ぶ相手がおらず」友達とやるまでもなく、終わってしまっていました。

だからこそ、僕たち大学生は自分たちの数年前の記憶を元に、徹底的に子供達が自分たちからやりたくなって、勉強にもなる構造を考えました。

例えば…「聖徳太子」と「小野妹子」


小野妹子は聖徳太子が派遣した 「最初の遣隋使」 として有名。そこで、効果名を「最初の遣隋使」にし、効果の内容を聖徳太子を連れてくることができる。にしました。

また、それとリンクして聖徳太子の効果も 「遣隋使派遣」 になっており、小野妹子と使うとパワーがアップするという仕組みになっています。

つまり、大人が見れば「あぁ、そういう繋がりね!」となるものであり、子供が見れば「カードの効果として覚えられる」。
この仕組みこそが、「子供は意識せずに抵抗感なく覚えられる」「大人は意味がわかって楽しい!」を両立させているのです。

大会を実施。子供の頃の自分がしたかったこと

カードゲームをやっていた僕が参加したかったのが、「大会」。友達、兄弟と戦うのはもちろん楽しいし、親と対戦するのも楽しけど、やっぱり知らない人とも一気に盛り上がりたい!
そんな子供達の声に応えて、大会を頑張って開催しています!

やっぱり、知育玩具や勉強のための道具となると、友達とできないし、なんだか悲しくなりますよね。
でも、ハイストはそんな思いをした大学生が作っているからこそ、真に子供達のためにそして勉強にもなることを前提として作られた洗練されたカードゲームなのです!!

【親御さんにも愛されている理由】

①実際の親御さんの声

②大会アンケート(満足度)

【教育現場での使用】

静岡サレジオ中学高等学校様にて、「歴史カードゲームHi!story(ハイスト)」を利用した、「歴史人物のカード制作授業」 を行わせていただきました。

授業を行っていただいた先生

吉川牧人先生
静岡県の世界史教員。日本で唯一Apple(ADE),Google(イノベーター),Microsoft(MIEE)Canva,すべての認定教育者。『中学・高校社会科授業ICT活用ガイド』明治図書(共著)。令和3年度文部科学大臣優秀教職員表彰受賞。地方公務員アワード2020受賞。

授業についてはこちらの吉川先生のnoteをご覧ください。

https://note.com/hokori_to_kansya/n/nb6f8cbcffc33

https://note.com/hokori_to_kansya/n/n872603181e5a

【自治体(行政)との共催や後援】

・愛知県岡崎市

・愛知県安城市

・愛知県清須市

・岐阜県庁
・岐阜県関ヶ原町

最後に

もし、この記事をお読みになっているお子様に 「少しでも楽しく勉強してほしい!」「歴史に興味を持ってほしい!」 という方はこちらのリンクから、ぜひ見ていただければと思います!

この「放課後のハイスト」では、現役の東大生、慶應生、早稲田生、理科大生やMARCH生などの幅広いレベルや経験値を持ったライターがそれぞれの目線で教育について書いたり、ちょっと面白い理系の内容について書いたり、皆さんに有益で面白い話を届けます!!

・絶賛、子育て中の保護者の方
・反抗期真っ盛りのお子様の親御さん
・雑学好きな学生
・学校現場で働かれている先生方

などに向けたメディアとなっておりますので、是非楽しみにしていてください!!

法政大学3年
株式会社Highsto CEO
渡辺拓磨


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この記事を書いた人

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歴史カードゲームHi!story(ハイスト)を制作しているHighstoの代表です!
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