ハイスト謎#3 太平の始まり?
ハイスト謎#3
それでは本日の1問です。
難易度:☆☆☆☆
このように単語がアルファベットに変換されるとき、「天下」はどのように変化するでしょうか?
自力で解きたい方はスクロールをしないようお願いします。下でヒント、さらに下で解答・解説を表示します。
ヒント:左の単語の後ろには共通してある言葉がつきます
解答・解説
今回は、それぞれの単語の後ろに「人」という言葉がつけられることに気づけるかが問題のポイントでした。
それぞれの単語の後ろに「人」を追加すると、
このようにそれぞれのアルファベットが各単語での「人」の読み方の頭文字を表していることが分かります。
よって、「天下」に「人」を組み合わせると「天下人」(てんかびと)となり、「B」が正解であることが分かります。(*てんかにん、という読み方もあるのでNでも正答です)
何をもって「天下人」とするかは諸説ありますが、一般に織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人が天下人と呼ばれています。
安土桃山時代、天下とはすなわち京のことを指すものでした。信長が足利義昭の要請に応じて上洛した際に用いた「天下布武」の朱印からもこれが見て取れます。上洛後も使用され続けたこの朱印は、信長が京の守護者であることを内外に知らしめる手段となりました。
秀吉は1585年に関白・従一位、1586年に太政大臣となり、1590年には北条氏を破り天下統一を果たしました。これはまさに「日本の統治者」としての「天下人」の意でしょう。
家康においても信長・秀吉の後を継ぎ、関ヶ原の戦いを経て1603年に征夷大将軍として江戸幕府を開いたという点でまさに「日本の統治者」としての「天下人」であるといえるでしょう。特に200年(1637年、島原の乱から1837年、大塩平八郎の乱まで)もの間戦争がなかった江戸幕府の、その礎を築いた人物として家康は天下人の名にふさわしいでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
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