
勉強だけしていても良くない?第一弾 ~芸術鑑賞のすすめ~
最近、自分の人生を振り返ってみて、個人的に「勉強以外にあれもやっておいた方がよかったなあ」と思ったことがいくつかありました。
今回は第一弾として、その中でも「芸術鑑賞」、特に映像作品に関してお話ししたいと思います。
特に、比較的小さいお子さんのいる親御さんは参考にしていただけると思います。
書きたいことが多すぎて、かなり長くなってしまいましたが、ぜひ最後までよろしくお願いいたします。
芸術鑑賞とは
みなさんは「芸術鑑賞」といわれて何を思い浮かべるでしょうか。
美術館に行って名画を観たり、オペラやミュージカルを鑑賞することを思い浮かべるかもしれません。
しかし、そういった硬派なことだけが芸術鑑賞ではありません。もっと手軽にできる芸術鑑賞はたくさんあります。
具体的には、映画鑑賞やアニメ鑑賞、音楽鑑賞などがあります。文学も当然芸術ではありますが、子供にとってはハードルが高いと考えられるので、ここでは除外いたしました。
当然、これらは玉石混交であり、言い方は悪いですが、「質が悪い」ものも存在します。一方、名作とか名曲といわれるものは、何十年何百年と残り続けるものであり、それだけ良いものです。例えば、ディズニー映画の『白雪姫』は年に製作されましたが、未だに多くの人に観られています。日本でも、源氏物語は年以上昔のものですが、未だに読まれています。
そういった芸術に触れることは、長い目でみて非常に良い経験になると考えられます。教養としても良いですし、人間としての感性や、言語能力を磨くことにもつながります。
今回は、映像作品を紹介したいと思うので、映画鑑賞とアニメ鑑賞に関して、おすすめの作品を紹介したいと思います。ぜひ一度観てみてください。
映像作品に関して
具体的なおすすめ作品に入る前に、最近、でショート動画が流行っているのをみればわかる通り、最近の子供は、短時間で終わるものを観ることが多いように思います。
すなわち、集中力が続かなくなる可能性があります。
その点、映画は時間から時間、場合によってはそれ以上の時間を集中して観ることになりますので、良いトレーニングになると思います。
ただ、つまらない作品を観てもしょうがないので、できる限り観たいものを観るようにしましょう。
映像作品は、最近はサブスクが充実しているので、莫大な量の作品を格安で観ることができます。そういった面で、コスパは非常に良いと思います。
一方、個人的には、映画はぜひ大きい劇場で良い音響とともに観ていただきたいとも思います。特にの映画は、映像や音響がものすごくよいです。チケット代は結構かかってしまいますが…
映画
芸術作品としての映像作品の代表例は映画でしょう。昔から数多くの名作映画が作られてきました。
有名なものだと、『2001年宇宙の旅』とか『猿の惑星』、『マトリックス』、邦画だと黒澤明の『七人の侍』などがあると思います。
しかし、これらは大人が観ても非常に難解な映画であり、子供が観るのは相当大変だと思います。
また、『仮面ライダー』や『プリキュア』の映画の上映時間を考えればわかりますが、子供は長時間の視聴に耐えられないので、最初からそういった映画を観るのは逆効果かもしれません。
そこで、比較的子供でもわかりやすく、長くても集中できると考えられるおすすめの映画を紹介したいと思います。
『スター・ウォーズ』シリーズ
個人的に思い入れがあるのが、映画の代表例である『スター・ウォーズ』シリーズです。エピソードからが超おすすめです(からはテイストが違うので、おすすめしないでおきます)。僕は保育園のときに『スター・ウォーズ』シリーズを知り、ドはまりしました。
大雑把なあらすじと解説
『スター・ウォーズ』の世界には、銀河を司るエネルギーである「フォース」というものがあり、「光と闇」という言葉があるように、ライトサイドとダークサイドの種類が存在しています。そして、ライトサイドを追求する、「ライトセーバー」と呼ばれる剣を用いて戦う騎士として、ジェダイと呼ばれる銀河の平和と自由と正義の守護者(?)がいます。逆に、ジェダイと相対する存在で、ダークサイドを使うシスが存在します(ライトセーバーは必ず使うわけではありません)。
エピソードからでは、シスが滅び、共和国が銀河を統治していた時に、突如としてシスが再び姿を現し…といったところから始まり、最終的に共和国はシスに乗っ取られ帝国となり、ジェダイはほぼ全滅します。
エピソードからでは、シスが統治する帝国の圧政に対抗する形で反乱軍が戦い、生き残りのジェダイの弟子となった主人公が反乱軍として参戦、帝国との戦いに身を投じていく…といったストーリです。
ここまでの話を聞く限り、「ジェダイが正義でシスが悪、勧善懲悪の話」と思われるかもしれませんが、そこまで単純ではないというところが面白いところであると思っています。
私的感想とおすすめポイント
正直言って、子供のころは細かい内容をほとんど理解できていなかったと思いますが、かっこいいライトセーバー戦や戦闘機の戦闘、素晴らしいの数々など、非常に心に残った作品だと思っています。
個人的には、ライトセーバー戦では「ダース・モール戦」と「ムスタファーの対決」、音楽は『スター・ウォーズ エピソード/ ジェダイの帰還』の修正されたバージョンのエンディング曲の、『 』が好きです。
しっかりとした映画なので、子供には長いとも思いますが、とりあえず戦闘シーンだけ観るとかであれば、十分に子供でも観ることができると思います。また、一回ハマれば、ほかのところも観たくなると思うので、とりあえず観始めることが重要であると思います。
芸術的側面
「そもそも『スター・ウォーズ』シリーズって芸術作品なの???」と思われる方もいらっしゃるかもしれないので説明しておくと、大まかに以下の点から芸術作品といえます。
- 大河ドラマのような壮大な物語構造
- 先進的な映像表現
- ジョン・ウィリアムズによる音楽
特に、高度な映像技術とジョン・ウィリアムズの音楽は圧巻であり、映画音楽としての評価はものすごく高いです。なお、音楽の一例としては以下のようなものがあります。
個人的に、本当に初めて観るのであれば、『スター・ウォーズ エピソード/ シスの復讐』から観ることをおすすめします。最初からものすごいので。公式のトレーラーは以下です。
ジブリ映画
ジブリ映画は日本人にとってかなりなじみ深いと思います。
安定して面白く、深い内容となっており、ジブリ特有の映像美があります。
個人的には、ジブリの中だと『もののけ姫』と『風立ちぬ』が思い入れがあるのですが、子供には結構難しいようにも思います。特に、前者はタタラ場、後者は戦時中のことが難しいと思います。また、『火垂るの墓』は超名作ですが、話が重すぎるので、もう少し大人になってから見るのが良いと思います。
したがって、ここでは代表して、特に子供に受けがいいと考えられる『となりのトトロ』を紹介したいと思います。
大雑把なあらすじと解説
大雑把なあらすじとしては、母親の療養のために田舎へと引っ越してきた主人公のサツキと妹のメイが、子供の時にしか会えないと言われる、不思議な生き物、「トトロ」と交流するという話です。トトロ以外にも、「ネコバス」や「まっくろくろすけ」などの有名なキャラクターが登場し、日本の自然豊かな田舎を舞台にしているため、視覚的にも非常に楽しめると思います。なお、年代が舞台と考えられているそうです。
上映時間が分なので、子供にも観やすい長さだと思います。また、オープニングテーマの『さんぽ』は小学校の音楽の教科書に掲載されたり、幼稚園等の遊戯曲の定番となっていたりするためそういった面でもなじみ深い作品であると思います。
なお、「アニメーション史に残る不朽の名作」といわれており、「長編アニメーション映画オールタイムトップ50」や「史上最高のアニメーション映画トップ100」で、トップに入ったことがあるそうです。
ディズニー映画
ディズニー映画も、ジブリ映画同様、日本人にはなじみ深いと思います。
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーには、みなさんも一度くらいは訪れたことがあるのではないでしょうか。
比較的最近の映画にはなりますが、『アナと雪の女王』がいいかもしれません。日本でも大ヒットしただけあって、映像やストーリー、そして音楽、どれをとっても非常にハイレベルかつ子供にもわかりやすく作られています。コミカルなシーンも結構あったと思うので、そういった意味でも面白いと思います。特に、劇中歌の『 』は当時大バズりしており、めちゃくちゃ流行りました。公式が出しているもので、日本語版ですが、以下の動画があります。ミュージカルらしさがよくわかると思います。
大雑把なあらすじと解説
ノルウェー王国がモデルのアレンデール王国の王女エルサは、触れたものを凍らせたり、雪や氷を作る魔法の力を持って生まれました。ところが、妹のアナを魔法で傷つけてしまったことから、自らの魔法を恐れてひきこもることになります。
それから年後、久しぶりに人前に顔を出すものの、感情が爆発したエルサは魔法を制御できず、王国に永遠の冬をもたらし、山奥へ逃亡することになります。エルサはそこに魔法で氷の城を建て、自分を抑えつけるのをやめて独りで生きていく決意をしました。ここで、先述の『 』が流れます。
アナは王国の冬を終わらせるためにエルサを追い、彼女を連れ戻して雪を止めようとするが…といった内容の話です。主に、姉妹の絆や愛が描かれているといえます。
『アナと雪の女王』はアンデルセンの童話の『雪の女王』という話がもとになっています。原作とはだいぶ内容が異なりますが…。ほかに有名なアンデルセンの童話としては、『人魚姫』、『みにくいアヒルの子』、『マッチ売りの少女』などがあります。
ディズニー映画の構成の元ネタはミュージカルなので、そういった芸術に慣れ親しむという面でも良い第一歩になると思います。ディズニーではないですが、ミュージカル形式の映画だと、『ウエスト・サイド・ストーリー』や『レ・ミゼラブル』なんかは名作だと思います。日本製の映画でミュージカル形式のものはめったにないので、かなり新鮮です。ただ、いずれも子供には難しいと思います。個人的には、『民衆の歌』が好きです。
ほかのおすすめ作品
ディズニープリンセスやミュージカル作品以外だと、『トイ・ストーリー』や最近実写化された『リロ・アンド・スティッチ』なんかもいいかもしれません(アニメの方)。
いずれも老若男女楽しめる良い映画だと思います。しっかりとメッセージ性もありますし。
なお、個人的には、『ピーターパン』は「今じゃ絶対アウトな描写」が観られるので結構勉強になると思います(人種差別的描写があり、ディズニーもそのことを認識しています)。子供にはどこがいけないのかわからないとは思いますが、なんとなく違和感みたいなものを感じられるのであれば、非常に良いと思います。
アニメ
先ほど、映画の方でアニメ映画を紹介しましたが、ここでは映画ではないアニメの方を紹介したいと思います。
アニメは昔は馬鹿にされていたようですが、今では、世界的に芸術作品として認められている作品が多々あります。
特に、日本製のアニメはクオリティが高く、観る価値がある作品はたくさんあります。海外でも有名という観点だと、後述する超ハイクオリティな『鬼滅の刃』、映画にはなってしまいますが、いろいろなところでオマージュされている(特にバイクのシーン)『』、先述の『マトリックス』にも影響を与えたとされている『 攻殻機動隊』あたりでしょうか。ただ、先ほどの『マトリックス』等と同様に、『』や『 攻殻機動隊』は子供には難解すぎるとも思います。
そこで、以下、主にテレビシリーズという観点で、子供でも楽しめると考えられるおすすめのアニメを紹介させていただきたいと思います。
『鬼滅の刃』
映像としてのレベル、音楽のレベル、王道をゆくストーリー、声優の演技、どれをとっても一線級です。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』はいまだに国内興行収入ランキングで位であり、多くの人が知っているというのも良い点だと思います。
大雑把なあらすじと解説
舞台は大正時代、主人公の竈門炭治郎は家族と慎ましく暮らしていましたが、ある日鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹、禰豆子が鬼にされてしまいます。炭治郎は禰豆子を人間に戻し、鬼の首魁である鬼舞辻無惨を倒して鬼を滅ぼすため、「鬼殺隊」という鬼狩りの組織に入り戦いに身を投じていくが…といった話です。
有名すぎて、わざわざ語るまでもなかったとも思いますが、非常に面白いと思います。いかんせん数が多すぎて紹介しきれませんが、様々な魅力的なキャラもたくさん登場します。
その一方で、超大雑把にいえば、「鬼舞辻無惨を倒す話」という勧善懲悪の話であり、戦闘シーンもかっこいいので、子供にもわかりやすいと思います。哲学的な面も多く含み、いわゆるギャグシーンも結構あるので、面白さと深さが両立しており楽しんでいろいろと学べると思います。
来月の月には、遂に完結編の『鬼滅の刃』無限城編の第一章が公開されます。非常に楽しみです。
『ガンダムシリーズ』
個人的な一押し作品群です。個人的に、一番影響を受けたシリーズかもしれません(ほかには、『ウルトラシリーズ』、『スター・ウォーズ』シリーズがあります)。
多分、一番最初に観たのは『機動戦士ガンダム』だったと思いますが、当時はまったく理解できていなかった気がします。あらすじとしては、ソレスタルビーイングというガンダムを所有する私設武装組織に属する主人公が、世界に喧嘩を売るという話で、非常に面白いです。高校生のときに改めて全部見直して、「よくできてるなあ」と思った覚えがあります。特に、主人公サイドが段々と追い詰められていく、ファーストシーズンが好きです。の中だとデザイン的には、セカンドシーズンに登場する「ガンダムエクシアリペア」が一番好きではありますが。
『ガンダムシリーズ』まじめに考察しようとすると非常に難解であり、いろいろな知識が必要となります。実際、一作目の『機動戦士ガンダム』の元ネタは第二次世界大戦であり、登場人物であるギレン・ザビは、「ヒットラーの尻尾」と揶揄されていたりもします。それなりの教養がないと理解できないと思います。一方、戦闘シーンのかっこよさや、的な描写、戦争の悲惨さというような面は、おそらく子供にも理解できると思います。それだけでもじゅうぶんに価値はあるでしょう。
個人的には、一作目の『機動戦士ガンダム』が一番そういった意味ではメッセージ性が強く、一番観る価値があるとは思います。実際、現在大絶賛放送中の『機動戦士 』では、『機動戦士ガンダム』の内容をしっかりと理解した人たちが、それを引用して話を作っています。一方、作画などはやはり良くも悪くも昔のものであり、今の子供たちには受け入れにくいかもしれません。
したがって、比較的最近のもので、最大でも話とそこそこの長さである、『機動戦士 』、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 、『ガンダム Gのレコンギスタ』、『機動戦士ガンダム(ファーストシーズン)』あたりをおすすめします。はちょっと長すぎて、子供にはきついと思うのでやめておきました。ここでは特に最新作の、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に関して紹介したいと思います。
大雑把なあらすじと解説
人口が増えすぎた結果地球のキャパをオーバーし、宇宙へ移住しだした近未来、宇宙都市サイドに建国されたジオン公国は、地球連邦政府に対して完全な独立を求めて宣戦布告、泥沼の戦争となり、総人口の半分を失いました。最終的に、ジオン公国の英雄であり、「赤いガンダム」のパイロットであるシャア・アズナブルなどの活躍により、ジオン公国は勝利(ほぼ引き分け)します。
舞台は終戦から年、消えたはずの「赤いガンダム」が主人公の女子高生、アマテ・ユズリハ(マチュ)の住むスペース・コロニーに突如として現れた所から物語は始まります。その後、難民の少女ニャアンとのガールミーツガール、謎の少年シュウジとガールミーツボーイを通して話が動いていく青春群像劇となっています(?)。なお、ここで(?)と書いたのは、そういう側面以外の観方もいろいろとできるからです。特に、シャア・アズナブルやシャリア・ブル視点で観てもいろいろと考えられると思います。特に、最終回は衝撃的すぎると同時に、非常に納得できました。
特に、スペース・コロニーの描写や「キラキラ」の描写が美しく、心情を表す描写もたくさんあり、非常に高度です。また、としても非常に面白いです。
音楽面ではやはりの『』でしょうか。米津玄師さんの曲であり、最近音楽のランキングで位をとっていました。以下、公式のオープニング映像です。
超ネタバレを含みますが、フルバージョンもあります。曲が良いのは当然ですが、マチュの百面相が観られるところも非常に良いと思います。
保護者ができること
以上までで、簡単にできる芸術鑑賞の方法をお伝えしてきましたが、ここでは保護者の方に向けて、さらにこうしたらよいのではないかというアドバイスをしたいと思います。
映画を観に行く
個人的に、映画を家族で観に行くのが一つできることだと思います。単純に映画を観るのが良いというのはもちろん、鑑賞マナーを教える機会にもなります。
具体的には、「暗いところでは静かに」、「終わるまでおしゃべりを控える」など、映画館だけでなく日常のマナー教育を一緒に行うことができます。
また、基本的に短いものでも時間はありますから、集中力を付けるトレーニングにもなると思います。
それよりなにより、「家族でコミュニケーションをとることができる良い機会になる」というのが、個人的には大きいと思います。
基本的に、映画を観に行って映画だけで帰るということはなく、一緒に食事などもすることになるでしょう。ぜひ、一緒に映画の感想や日頃のことを子供に聞いてみてください。家族仲が良いというのは非常に幸福なことであり、重要です。
僕自身、子供のころ家族で映画に行ったときのことは未だに覚えています。たしか、『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』だったと思いますが、合体してメビウスインフィニティーになったところは今でも覚えています(比較的最近、『ウルトラギャラクシーファイト』で再登場していましたが)。
それくらい、子供のころの経験は重要だと思います。
一方、子供のころは映画を大体「金曜ロードショー」やレンタルビデオ、などで観ており、あんまり映画館に行ったことはありませんでした。あと映画館で観たもので覚えているのは、細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』と先述の『アナと雪の女王』くらいでしょうか。
もうちょっと最近だと、結構家族で観に行ったりすることも増えており、新海誠監督の『君の名は。』、『天気の子』や『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、『シン・ウルトラマン』、『機動戦士ガンダム 』、『機動戦士 --』あたりは家族で観に行きました(大体僕の趣味ですが…)。
最近は、作品をそれなりに理解したり考えられるようになったので、まあまあ頻繁に観に行っている方だと思いますが、子供のころからもっと観に行っておけばよかったと今は思います。大体、食べた後外食して買い物して…みたいな感じになるので、やはりコミュニケーションをとるには最適ではないでしょうか。
- 映画鑑賞前に「今日の感想ポイント」をつ紙に書き出してもらう
- 帰り道に「好きなシーンベスト」を子供に発表してもらう
等を行うと、なお良いかもしれません。
お出かけする
ここまでで、ディズニー映画やジブリ、ガンダムシリーズなどを紹介してきましたが、いずれも実際に行って体験できる場所があります。
ディズニー
ディズニーであれば当然ディズニーランドとディズニーシーがあります。僕も、小学生のころ家族で行きましたが、「グランドサーキット・レースウェイ」といういわゆるゴーカートで遊んだことは今でも覚えています。結構速かった覚えがあります(子供のころの体感なので、今となっては大したことないスピードだったかもしれませんが)。数年前になくなってしまったらしく、残念に思っています。ほかには、当然ショーなどもあり、いろいろと良い体験ができると思います。めちゃくちゃ混んでいるのと、入場料が高いところが困りどころではありますが…
ジブリ
ジブリであれば、聖地巡礼はもちろん、「ジブリパーク」という、スタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設が愛知県にあります。僕は行ったことがないので、細かいことは良く知りませんが、かなり評判は良いと思います。親子で楽しめるのではないでしょうか。
ガンダム
最後に、ガンダムシリーズであれば、現在は大阪万博で「 」というのをやっていたり、お台場には「実物大ユニコーンガンダム立像」があったりします。前者は、少し前までは横浜にあったものを移転したもので、後者は、昔はガンダムだったものがリニューアルしてユニコーンガンダムになったものです。万博は行きたいなと思いつつ、なかなか良い機会がなく行けていませんが、お台場の、「実物大ユニコーンガンダム立像」やガンダムだった時には何回か行ったことがあります。やはり目に見えて大きいので感動しました。なお、お台場のガンダムの近くには、「ダイバーシティ東京 プラザ」という大きなショッピングパークがあります。その中に、「THE GUNDAM BASE TOKYO」という大量のガンプラを売っているお店があり、そういったものも買うことができます。個人的に、プラモデルなどの細かい作業を必要とする遊びは、将来的に工学部などに進むのであれば、非常に活きてくると思います。研究の世界だと、結構手作業でいろいろといじくるので。また、単純にガンダム以外も、ショッピングパークとしてかなり良い場所だと思います。
以上のようなところは、子供のうちに一度は訪れてみても良いのではないかと個人的には考えています。いずれも、単純に楽しいというのもありますが、子供に感動を与えられる可能性があります。また、作品に対する興味を引き立てたりするものでもあります。ぜひ、機会があれば一度行ってみてください。きっと良い思い出になると思います。
おわりに
本記事では、個人的に「勉強以外にやっておいた方がよかったと思ったこと」のうち、特に「芸術鑑賞」に関して紹介してきました。
ぜひ、子育てに活かしていただけたらと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。他の記事(特に歴史カードゲームHi!story(ハイスト)の思い)や本家のハイストの方もよろしくお願いします。
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