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ハイスト謎#9 国家の父?

ハイスト謎#9 国家の父?

投稿日: 2025年03月27日
最終更新日: 2025年03月27日
かまだかまだ

ハイスト謎#8

それでは本日の1問です。

 難易度:☆☆☆
自力で解きたい方はスクロールをしないようお願いします。下で解答・解説を表示します。

どうしても行き詰まってしまった場合は教科書や資料集、ネットなどに頼っても大丈夫です。

















解答・解説

画像の通り、
1文字目、2文字目、4文字目を合わせたものが動物、
1文字目、3文字目を合わせたものが道具、
3文字目、4文字目を合わせたものが動物
となる人物を探していきます。

すると、以下の画像のように、カエサル」を当てはめると
カエル」「カサ」「サル」と条件に一致するので、答えは「カエサル」であることが分かります。


当時執政官(内政及び軍の責任者)だったカエサルは、将軍ポンペイウス、大富豪クラッススとともに第一回三頭政治を開始します。執政官退任後カエサルはガリア(現在のフランス)に軍事遠征に向かいます。7年に及ぶ遠征は成功し、当時の様子を著したガリア戦記は貴重な資料となっています。しかし、ここでクラッススが戦死し、カエサルとポンペイウスの関係は悪化していきます。

紀元前49年、カエサルは元老院派のポンペイウスと対立し、軍隊を率いてルビコン川を渡り、ローマ内戦が始まります。当時この軍隊を率いてルビコン川を渡り属州ガリアに入る行為は法により禁止されていましたが、その禁を破っての行為で、決行時に「賽は投げられた」(もう元には戻せない、運を天に任せる)と言ったとされています。

この内戦に勝利しローマの独裁権を得たカエサルですが、権力の集中を快く思わなかった元元老院議員らや共和制支持者は反発し、紀元前44年、彼らの手によってカエサルは暗殺されました。暗殺に関わったメンバーの中にはカエサルの腹心の部下であるブルータスも含まれており、死の間際その顔を認めると「ブルータス、お前もか」と言って倒れたとされています。

カエサルが築いた帝政ローマの礎はその後アウグストゥスによって引き継がれ、ローマに平和がもたらされていくこととなりました。

おわりに

いかがだったでしょうか?

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かまだ
かまだ

「放課後のハイスト」編集担当。専攻は心理学です。

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